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2005年9月28日 (水)

青い島へ

     青い島へ

生まれる前の朝を 海へ見に行こう

手をつないで 海の風を確かめに行こう

僕たちを呼ぶように 朝が目覚めてゆく

風を抱いて 夢を積み込んで 海へ出て行こう

この星があるかぎり 繰り返す波を越え

青い島へ 二人の小舟を漕ぎ出そう

生まれる前の愛は 震えているけど

水平線 越えて広がる世界があるから

この星があるかぎり 繰り返す波を越え

青い島へ 二人の小舟で行こう

ぼくだけの君になる 君だけの僕になる

青い島で 永遠の愛を育てよう

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2005年9月27日 (火)

国境線

   国境線
    ~ようこそワールドカップ~

誰かが

地面に引いた線が

こちら側で生まれた私と

そちら側で生まれたあなたとの間で

支配する者の違いではなく

民族の名の違いでもなく

祈る言葉の違いでもなく

ただ 単純に

応援するチームの違いを

分けているのだとしたら

四年に一度

何の迷いもなく

熱狂の中で私は

その旗を振り

その歌を歌うだろう

タイムアップのホイッスルが鳴る時

私たちはこの線を踏み越え

かたく手を握る

ボールのように丸い星の上で

同じ時間を

同じ世紀を

生きているのだから

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2005年9月25日 (日)

吉報

                                                   

ある夜、突然

友人から吉報が届く

置いたばかりの受話器が

大切なものに見えて

もう一度触れた

プレゼントにあれこれ思いはめぐり

添える言葉がいくつも湧き上がる

さっきまで

行き詰まって

泥のように死にかけていたはずの心が

スパンと目を覚ましている

いつだって

自分の力だけで立ち直るのは難しい

だから

そんな時

友人の声はいい

わけても

幸せになったばかりの友人の声は

とてもいい

この吉報を

もう一人の友人に伝えるため

受話器を上げた

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2005年9月24日 (土)

青空がまぶしいね

   青空がまぶしいね

青空がまぶしいね

今まで少しも気づかなかった

下ばかり向いて歩いていたんだ

どんなに晴れた日でも

君のくれた言葉に顔をあげて

もう一度聴こうと君を見つめた

そしたら世界は明るくなって

急に僕の前に開けていった

君がそこにいる

生きてる 笑ってる

僕はもう幸せになっている

雨つぶも温かい

今なら濡れても大丈夫だよ

傘から飛び出す勇気がなかった

どんなに責められても

君がくれた言葉は少し痛い

でもそれはほんとの言葉だったよ

両手でハートを支えてくれる

それがわかったから僕も笑った

君がそこにいる

生きてる 笑ってる

それだけで世界が味方になる

僕にもできるかな

君がしてくれたように

誰かの手をとって

大丈夫だよって

やさしく強く言いたい

君がここにいる

生きてる 笑ってる

それだけで世界が味方になる

僕はもう幸せになっている

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2005年9月20日 (火)

しゃぼん玉 とんだ

     しゃぼん玉 とんだ  

赤いほっぺを ふくらませて

力を入れすぎないように

もっと ゆっくり  もっと 大切に

ほら ほら 小さな しゃぼん玉

雲の白さが 映るように

大きなおひさま すいこむまで

もっと 大きく  もっと 大切に

ほら ほら ゆれてる しゃぼん玉

  しゃぼん玉 とんだ

  風に 姿を さらわれぬように

  大きな顔の 電信柱さん

  ねえ 少し よけてくださいな

 

 

夏の青空 映るように

きれいな虹が できるように

もっと 高く もっと 遠くまで

ほら ほら おしゃれな しゃぼん玉

  しゃぼん玉 とんだ

  風が 心を ノックする前に

  仲良くならんだ ひまわりブラザーズ

  ねえ 少し よけてくださいな

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2005年9月19日 (月)

高原の雲

     高原の雲

急ぎ、去ろうとする

高原の小さな雲に

大きく厚い雲が追いつき

飲み込んだ

小さな雲は

この高原の空に

二度とその姿を現すことはない

やがて雲の海にぶつかり

大きな雲も

二度とその姿を現すことはない

どんなに大きなものに

飲み込まれたように見えても

自分は少しも変わらない

そう誰もが信じて

人は生きている

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2005年9月17日 (土)

ルート23

   ルート23

この橋を渡れば 町が もうすぐ 見える

これから 二人で暮らす 新しい町

何も言わなくても いいよ 二人の時は

君の瞳 たどれば 僕に戻ってくるから

左に広がる海が きらきら まぶしい

まるで 今日の君みたい

どれだけ とばしたら 昨日を吹っ切れる

海の見えるドライブウェイ ルート23

何も言わなくても いいよ 二人の時は

君の瞳 たどれば 僕に戻ってくるから

遠くにかすんだ丘に 真っ赤な屋根の家を

いつか 建てよう

そうだよ 最後まで 愛し続けていけるから

悲しい歌なんて 窓から 風に捨てるんだ

ルート23・・・

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2005年9月16日 (金)

ハートライン

♪ ハートライン ♪

今 すぐ 会いたい

今 声が 聞きたい

他に何も考えられない

そんな二人だから いっしょに暮らそう

生まれたばかりの愛が 手のひらで

ほんの少しだけ はずかしそうに 笑っている

どんな夢を見て 明日は来るかな

語り尽くせない 二人だけの時を

これから きざもう

ひまわりみたいな

笑顔が好きだから

雨の朝も 虹に変えてゆく

強い気持ち 持って 歩いてゆきたい

生まれたばかりの愛が いつの日か

この星をめぐる風に乗って 広がってゆく

どんな夢を見て 明日は来るかな

語り尽くせない 二人だけの時を

これから きざもう

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2005年9月15日 (木)

   ゴールで君が待っている

何も見えず 走ってた頃は

周りの足音ばかり気になったけど

ゴールで君が待っている今は

明日のこと考えて走っていられる

遠く遠く続くこの道で

これから同じものを見よう

幸せの花束ができるほど

二人でこの道に種を蒔こう

一人だけで走っていたら

過ぎゆく季節の風も見えなかったよ

ゴールで君が待っている今は

風の色もわかるほど 気持ちが広がる

遠く遠く続くこの道が

だからこそ 楽しく見える

幸せの花束ができるまで

二人でこの道をかけていこう

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2005年9月14日 (水)

赤頭巾ちゃん秘密だよ

  赤頭巾ちゃん秘密だよ
 

赤頭巾ちゃん オオカミが向こうで待っている
かごの中のバラの花 一本あげなさい

赤頭巾ちゃん オオカミの口は大きいよ
うんと背伸びしなければ 食べられてしまうよ
 

赤頭巾ちゃん オオカミが向こうで待っている
かごの中のバラの花 色を選びなさい

赤頭巾ちゃん オオカミはお腹を空かせてる
ショートケーキ一つじゃ あの道通れない
 

 ほっぺにキッスのご褒美で
 おばあちゃんのお家まで
 誰かさんがきっと
 運んでくれるのに
 

赤頭巾ちゃん オオカミの名前を知ってるかい
教えてあげてもいいけど 誰にも秘密だよ

教えてあげてもいいけど 誰にも秘密だよ

                誰にも秘密だよ

                    秘密だよ
 
 

       補作詞 沢田勝美

       作曲 三浦友和

http://www.t3.rim.or.jp/~grico/abbeyroad.htm 

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2005年9月13日 (火)

なきうさぎ 88

     なきうさぎ 88

神様の作った小さな日だまりが

だんだん少なくなってゆく

冬は近いけれど

 

毎日ひとつずつ集めたやさしさが

今では部屋中満ちあふれ

雪を愛にかえる

 

小さな幸せだけど

二人で暖めて

小さな幸せだからこそ

あなたと守りぬく

 

きたこぶしの花のつぼみの開く音

氷の下には

せせらぎの生まれる声がする

 

長い長い冬が結び目をほどいて

大切にしまった

季節の小箱をあけてゆく

 

小さな幸せだけど

二人で暖めて

小さな幸せだからこそ

あなたと守りぬく

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2005年9月12日 (月)

Come to the Sun

    Come to the Sun

人を愛して 歌に託した

それが私のすべての始まり

やがて その人と別れる日が来たけど

歌は この手の中に まだ ある

歌は流れる日々のたいくつの中から

忘れかけたやさしさ 気づかせてくれる

I've Come to the Sun

この歌が聞こえますか

たとえ今夜は泣きながら眠っても

きっと明日は笑って目覚めたい

人生にちりばめた愛の中から

ひとつだけを選んで 暖めてゆく

I've Come to the Sun

やがて来る新しい朝

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2005年9月11日 (日)

スリッパの恋人

   スリッパの恋人                                       

はきものが いつでも

左右 対になっていると思ったら大間違いで

大きな会館のスリッパは

使われるたびにパートナーが替わり

ひどい時には トイレの前でつれ合いが変わったりする

一日いっしょにいた恋人同士が

次の日から一生会えない場合もある

それどころか

右になったり 左になったり

自分の正体さえわからなくなる

こんなことが 自分の意思とは関係なく

人間たちによって支配されている

がまんしていていいのか

ただ

人間がいなければ

スリッパも存在しなかったのだけれど

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2005年9月 9日 (金)

らせん階段

     らせん階段

何度か 同じ景色が見えた時

初めて 自分が

少しだけ高いところにいることに 気づく

らせん階段のような登り道が

これまで全力でかけてきた君の前に

見えるだろう

夢に続いている この道を

あせらず 勇気を持って 歩いてゆこう

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2005年9月 8日 (木)

手のひらの中に

   手のひらの中に                                     

坂道はいつも切なくて

思い出をそっと語りかけてきたけれど

君の手を握れば

夢を形にする勇気さえ持てるから

出会ったばかりのときめきをいつも

ポケットに入れて歩いてゆく

手のひらの中の小さなぬくもり

二人で育てよう 大切に

坂道も君といっしょなら

これからは前を向いたままで歩けるよ

いつも近くにいて同じ歌を歌う

ハーモニー重ねながら

出会ったばかりのときめきをいつも

ポケットに入れて歩いてゆく

手のひらの中にあふれる明日を

二人で生み出そう いつまでも

手のひらの中で君の指先が

僕に話しかけるように踊る

手のひらの中の小さなぬくもり

二人で育てよう 大切に

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2005年9月 7日 (水)

空の名前

      空の名前

「空の名前、いくつ知ってる」

君は笑って僕に聞いたね

形変えて流れる雲を

僕は黙ってただ見つめてた

応える力はまだないけれど

君を大事に思う

君が笑うと世界はこんなに光に満ちて温かくなる

君の笑顔がずっとずっと遠く

未来の果てで輝くように そばにいる

海の風が髪をゆらして

君の横顔 はっきり見せる

ふれる前のときめく気持ち

そっとポケットに入れて歩こう

世界でいちばん温かい手を

いつも大事にしたい

君の涙が両手にあふれて

すくいきれずに僕をぬらしても

君の笑顔に負けないくらいに

両手広げて受けとめるから そばにいて

空の名前をおぼえるように

ていねいに時をきざんでいこう

君が笑うと世界はこんなに光に満ちて温かくなる

君の笑顔がずっとずっと遠く

未来の果てで輝くように そばにいる

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2005年9月 6日 (火)

いつでも 二人は

    いつでも 二人は

今夜の君は ゆりかごみたいに

ゆっくり 僕を眠らせてくれる

楽しいことがあったんだろうね

笑顔の君が 僕の恋人

ずっと ずっと ずっと

君と 僕が 二人

今夜のあなたは ゆりいすみたいに

暖炉のそばで ゆれているのね

一人だけ 私をすわらせてほしい

大きな胸にもたれかかって

ずっと ずっと ずっと

あなたと 私 二人

いつでも二人は ぶらんこみたいに

大きな空へ 飛ぼうとしている

なかなか 青い空に届かない

それでも その手 離さないで

ずっと ずっと ずっと

生きていこう 二人

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2005年9月 5日 (月)

糸でんわ

   糸でんわ

心がぴんとはるように

しっかり耳にあてましょう

小さな声で話しても

気持ちはきっと届くでしょう

ひっぱる力が強ければ

二人は切れていくでしょう

遠慮したまま近づけば

声は糸から落ちるでしょう

見えない場所に立ったなら

心が途切れる曲がり角

いくら遠くに離れても

見つめることを忘れずに

やさしすぎずに強すぎず

二人をつなぐ 糸でんわ

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2005年9月 3日 (土)

りんご ひとつ

   りんご ひとつ                                     

そうだね

君には二つの手があるから

二つのりんごを一度に持てる

でも

りんごがひとつだけだから

あいている手の袖口をつまみ

息をふきかけ、りんごをみがける

ナイフを持てば、皮もむける

何より 二つの手で持てば

    大切に包むように両手で持てば

りんご ひとつ

落として泣くことはなくなるよ

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2005年9月 2日 (金)

おだやかな一日

     おだやかな一日

切り取った誰かの悲しみ

スローなテンポの殺戮

晴れ渡る遠くの青空

耳を突き抜ける爆音

移り気な画面は

いつしか はしゃぐ笑い顔を映して

もう 誰も長続きしない

ニュースの奏でる悲しみ

誰かを責めたりできない

僕も 僕も 本当は

君との別れを

いちばん悲しいと感じている

おだやかな一日が

いつか誰の心にも訪れ

涙も ため息さえ

なくなる日は来るのか

言葉はとても簡単に

人を救うふりをする

けれども みんな気づいている

悲しみは分けられない

切り取った遠くの悲しみ

血の匂いのない殺戮

涙も ため息さえ

すぐに消える一日

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2005年9月 1日 (木)

長寿

   長寿                                           

モーツァルトは存在する

しかも世界中に偏在する

奏者が心を熱くするたびに

聴者が安らぎをおぼえるたびに

ナイチンゲールは存在する

名前を忘れられた部屋にも

重労働の中でほほえむ看護者の支えとなり

そのぬくもりは白いベッドに伝わる

祖母は存在する

地域は限定されているけれど

言葉で私に厳しさを教えた祖母は

背中で私に優しさを教えた祖母は

少なくとも私の肉体が滅びるまで

この世界で生き続けていく

誰かの心を支えている存在が

それ自身の肉体の時間を越えた時

それを私は長寿と呼ぼう

私の人生は、本当に誰かの心を救けたことがあるだろうか

そして、今、私は誰かの心を支えているだろうか

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